ミソサザイで解像感レポート@NIKON Z600mm f6.3×1.4
近場の渓谷でカメラマンと話をしていて、NIKON Z600mm f6.3にテレコン1.4倍をつけてピントの具合はどうだという話題になったので、ちょっとレポートしてみた。解像フェチの皆様(私もこだわった時期があった。今も少し。)には重要なポイントだが、一般のカメラマンにはあまり関係ない話題かもしれない。
いつもの場所より、若干近い。このネット上の画像では確認しずらいかもしれないが、羽毛の一本一本が解像されている。実は、テレコンなしよりピントは合わせやすい。被写体が大きくなる分鳥認識率が上がるからだ。ピンの速度はそんなに違和感は感じなかった。ただ、レンズが暗くなる分露出に注意が必要だ。
さらに解像感が上がっている。暗い場所なので絞れなくF9.0のまま。若干フォーカスのバラツキがあるのか?フォーカス位置の関係か?
背中の羽と顔の部分の解像感が上がっているが尾羽先端は緩くなっている。目にピントが行けば、けっこう良い写真が撮れるようだ。
ここまでアップすればネット上でもディテールがはっきりわかると思う。もう少し露出などを調整すれば(ISOを下げる)さらにディテールをきれいに解像すると思われる。この写真はISO6400で手持ち撮影。
いつもの場所での解像具合。まあまあだと思ったが、以前の写真(下図)と比べれば、解像感では雲泥の差だ。さすがNIKON Z600mmX1.4だ。まあもっとこだわれば解像感はさらに上げられると思う。
同じ場所で以前SIGMA 150-600mmで撮った画像。 テレコンはかましていない。種々条件の違いがあるので、単純にこのレンズがダメとは言えない。このレンズはこれはこれで、ボケ味がきれいとか使い回しが良いとかの長所がある。